入院した時に健康保険からいくら出るか

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サラリーマンは健康保険に、自営業の方は国民保険に入っています。入院したときにはそれぞれいくら出るでしょうか。シミュレーションしてみました。

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入院したときに健康保険からいくら出るか

サラリーマンが入っている健康保険と自営業の方が入っている国民保険、入院したときに、いくら出るか、見てみます。

ガンで1ヶ月入院、2ヶ月間通院で自宅療養した場合の事例

さて、今回は、

1.40歳の旅行会社に勤めているAさんと、

2.保険の代理店を自分でしている、40歳の自営業者のBさん

収入:40万円

状況

1ヶ月間、ガンで入院

部屋は相部屋

治療は健康保険、国民保険の適用範囲(高度先端治療は使わないものとします。)

2ヶ月間、通院治療

計3ヶ月仕事できない状況でした。

この二人は医療保険に入っていなかったとします。

費用

1ヶ月目、費用は50万円。

2ヶ月目と3ヶ月目は通院で各20万円かかったとします。


自己負担額・高額療養費

まず高額療養費で(これはサラリーマン、自営業者とも返ってきます。)

普通の所得の場合は、医療費の自己負担額は下記

80,100 円+(総医療費−267,000 円)×1%

1ヶ月目は

80,100 円+(500000−267,000 円)×1%=80100円+2330円で82430円。

2ヶ月目と3ヶ月目は同じで上の式から80100円。合計244960円です。

ま、預金でまかなえる範囲です。

思ったより、少ないです。

食費は別ですが、普通に生活していても、食費はいります。最先端の保険の利かないものは別途費用が要ります。個室にしたら、別途費用がかかります。

収入保障・健康保険(サラリーマンのみ)

次に収入保障ですが、

 サラリーマンには傷病手当金があります。サラリーマンのAさんは、年休が10日残っていました。

月曜日から入院したとすると、

年休が5日で土日があり、また、5日で土日と14日は給与が支給されます。

ついで、その次の日から給与の3分の2が支給されます。

月40万円の約27万円です。

1ヶ月目は欠勤が16日分は

27万円÷30日×16日=約18万円円。と出勤が40万円÷30日×14日=約18万円

計約36万円。

2ヶ月目と3ヶ月目で27万円ずつ

合計約90万円、もらえます。

欠勤の分は健康保険から出ます。

なんと最長1年6ヶ月も出るんです。

これに対して、自営業者のBさんは0です。

Aサンは本来働いていたら、

120万円受け取れたのに、

病気になってしまったので、

約25万円の支払と、給与と傷病手当金の計が約90万円。

差し引き、65万円の収入になり、120万円との差額が55万円になります。

サラリーマンの方の場合の自己負担額は55万円余分にかかります。ここを医療保険でまかなうかどうかです。

日額5000円の医療保険に入っていれば、

30日入院で15万円。手術給付金が10万円くらい出ても、25万円返って来ます。

55万円の負担から25万円引くと30万円です。ま、55万円、預金でまかなうことも出来ると思います。

それに対して、自営業者のBサンは収入保障はなし、

3か月分の収入120万円に治療費の自己負担額の25万円で
自営業の方の場合は145万円余分にかかります。

このリスクを少しでも、減らそうと医療保険に入ります。収入保障です。

休む日が増えれば、金額も膨らみます。

基本的に、自営業者の方が医療保険に入る理由は、収入保障にあります。

サラリーマンの方は、健康保険のクッションがありますので、 収入のリスクは大分減ります。

良かったら下記で医療保険の見積もりとって見て、費用対効果を計算してみてください。

保険料が2500円だと、25万円÷2500円で、100ヶ月、約8年です。

8年に1回入院しないと元は取れません。

参考に医療保険の仕組みはこちら

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