金融危機の生命保険

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金融危機の正体

 アメリカの進んでいるといわれた、優良証券会社が  サブプライムローンをはじめ、債務保証証券などの、リスクの高い商品を良い証券と混ぜて、証券化して、販売して、利益を上げていてから、数年、あまり深く考えて、買っていなかった、企業が今、どんどん倒産の危機に瀕しています。

アメリカの大手証券会社が、破綻するか、銀行の傘下に入り、更にその証券会社を支援した、シティグループとかが、今度は破綻危機に面しました。

もはや、どの会社がどんなリスク商品を持っているか、おそらく当事者もほとんど判っておらず、不安が不安を呼んで、連鎖的に危ないといわれている会社の株を売って、破綻危機に陥るという悪循環が続いています。

日本企業においても、ソフトバンクが750億の損害を出したとか、大学が何百億という損害を出したとかは、この、利率の高い、債務保証証券を持っていたがためのものです。

利率は高かったのですが、それ以上にリスクが高かったということです。

そして、このりすくの高い商品をどれだけ、どの会社が持っているか正確なところが判りにくいのが、この危機の長期化につながっています。

そして、どの生命保険会社がそれを持っているか判らないということです。

あの、超優良企業だった、A保険会社が破綻危機に陥ったのは、親会社が債務保証証券を大量に保持していたがためでした。少し前まで、AAAだったのに・・・格付け会社の威信が地に落ちた時でもありました。以来、格付け会社は信用なりません。

日本の生保もどこがどれだけ損害を抱えているか、正確なところは誰にも判りません。

長期的に安定した経営ができるかという新たな問題が、A社の例を見ても判らなくなりました。

 

生命保険会社が破綻するとどうなるか

生命保険会社が破綻した時に影響が大きいのが下記3点です。

1.貯蓄性がある

2.利率が高い

3.保険期間が長期

 

まず、貯蓄型の終身保険などは、積み立てていた、責任準備金が9割に減額されます。

更に予定利率が高いものについては、大幅に減らされます。

終身保険は下手したら、保険金額が半分になる可能性もあります。

貯蓄性のあるもの、期間の長いもの、予定利率の高いものは、大幅に保険金額の減額に繋がるので注意が必要です。

この金融危機で、30年以上安全であるという保障が出来なくなりました。

A社の例を見ても判ります。

基本的に終身保険はお勧めできなくなりました。

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 金融危機にリストラされても、企業にしがみつけ ・・・:現在の転職状況を述べています。

 

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