誰でも入れる保険は果たして得か?

ライフプラン・保険の窓口(ホーム) >生命保険の仕組み > 学資保険に医療特約はいらない !

さて、近年、病気の方でも、誰でも入れる保険が宣伝されています。
保険に入れない方の救世主のように言われていますが、
はたして、そうでしょうか。

保険とは、万が一の時に支払われるのが保険です。
他の保険会社が引き受けないのは、それだけ、危険率が高いからです。

とすれば、当然、保険料の値段は上がるはずです。

某A社の保険を見てみましょう。

月々の支払いは6000円で終身払いです。
1年で72000円、10年で72万円、20年で144万円、30年で216万円です。

万が一の時は、2年間は解約返戻金の分しか出ません。
ここで、危険率をとっているんです。末期がんの方が入っても、2年間は生きないと、保険は出ません。

死亡保険金ですが、50歳の時に入ったとすると、
死亡保険金は約、146万円です。

ということは、20年以上生きると、払い込んだ保険料の方が高くなってしまいます。
終身払いなので、死ぬまで、保険料を払わなければなりません。
災害死亡(交通事故等)の場合は、4倍になるそうですが、中々、災害死亡はないと思います。

で、解約したら、10年で50万円です。24万円が保険会社に入ります。

中々厳しい保険です。

私なら、2年以上10年以内に確実に死ぬなら、入りますが、
そうでない限り、預金します。
そういう保険です。

まず、保険に入るのが難しい方は、ありとあらゆる保険会社を受けてみて、
その上で、預金にするかどうか、考えれば良いと思います。
どこか引っかかるところがあるかもしれません。

当然、告知義務違反は駄目ですよ。保険会社を儲けさせるだけですから。

 金融危機のお勧めの生命保険はこちら

保険の仕組み  元に戻る

 ライフプラン・保険の窓口(ホーム)