生存率 何歳まで生きられるか

今回は、生存率について考えたいと思います。

厚生労働省から5年に一度国勢調査の結果を基に、生命表が作成されます。

これは、あなたは何歳まで生きられますか。と、聞かれた時、
何歳くらいでどれくらいの人が亡くなるか、

役に立つ表です。生命保険の死亡率の算定の基礎になります。

厚生労働省の統計で、今何歳の人が、次の年を迎えられるまでに、すなわち1年間でどれくらい亡くなるか、統計を取ったものです。

その完全生命表を元に人が後どれくらい生きていけるか、考えていきたいと思います。

厚生労働省のホームページから国勢調査を基にした平成17年の完全生命表をご覧下さい。
例えば平成17年に生まれた子10万人の男性うち、1歳になれない、すなわち、1年間でなくなる可能性は298人です。確率的に亡くなるのは約0.3パーセントです。
1歳の子が2歳までになくなる可能性は0.045パーセントです。0歳児より死亡率は下がっています。

そう、子供の時はほとんどなくなりません。20歳の時でも55人、トータルでまだ、715人0.715パーセントしか、亡くなっていません。

30歳でもそれまでに亡くなっている方は1.4パーセントくらいです。

40歳迄で2.3パーセント

50歳までで4.5パーセントです。

少しずつ上がってきました。
60歳で約9.8パーセントです。

すなわち、30歳で死亡保険に入っても、60歳までに保険金をもらえるのはばくっと考えると8.5パーセントの人しか、もらえないのです。残りの人は、かけ損です。

終身保険に入っていればその分はいづれもらえますが、定期が大半だと、ほとんどはもらえません。

いわゆる掛け捨てです。これが保険会社の儲けになります。

ま、当然長生きしている方が、良いに決まっていますが、本当に、万が一の時のための保障ですので、それだけは心に留めておいてください。
これで見ると半数以上の方は81歳まで生きつづれます。約20パーセントの方は90歳まで行き続けます。
60までに亡くなる方より、多いんです。老後の資金は大丈夫ですか。
出来るだけ預金をすることをお勧めします。

ちなみに参考ですが、女性はもっと生存率が良くて、60歳でも5パーセントしか、お亡くなりになっていません。参考にしてください。

亡くなる原因について 

生命保険の参考情報  

ライフプラン・保険の窓口(ホーム)