今回は、生存率について考えたいと思います。 厚生労働省から5年に一度国勢調査の結果を基に、生命表が作成されます。 これは、あなたは何歳まで生きられますか。と、聞かれた時、 役に立つ表です。生命保険の死亡率の算定の基礎になります。 その完全生命表を元に人が後どれくらい生きていけるか、考えていきたいと思います。 厚生労働省のホームページから国勢調査を基にした平成17年の完全生命表をご覧下さい。 そう、子供の時はほとんどなくなりません。20歳の時でも55人、トータルでまだ、715人0.715パーセントしか、亡くなっていません。 30歳でもそれまでに亡くなっている方は1.4パーセントくらいです。 40歳迄で2.3パーセント 50歳までで4.5パーセントです。 少しずつ上がってきました。 すなわち、30歳で死亡保険に入っても、60歳までに保険金をもらえるのはばくっと考えると8.5パーセントの人しか、もらえないのです。残りの人は、かけ損です。 終身保険に入っていればその分はいづれもらえますが、定期が大半だと、ほとんどはもらえません。 いわゆる掛け捨てです。これが保険会社の儲けになります。 ま、当然長生きしている方が、良いに決まっていますが、本当に、万が一の時のための保障ですので、それだけは心に留めておいてください。 ちなみに参考ですが、女性はもっと生存率が良くて、60歳でも5パーセントしか、お亡くなりになっていません。参考にしてください。 |